MY DVD REVIEW OF "TSUMI TOKA BATSU TOKA"
おなじみ「REAL東京」の「ブック・ディスク欄」で、
私の「罪とか罰とか」DVDレビュー(映画公開時のレビューの再掲載)が掲載中です。
この映画は、「モンティ・パイソンを現在の日本で最も理解している劇作家」ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)氏がコメディ映画を監督・脚本した必見の作品です。
いわば「フィル・スペクターを日本で最も理解しているプロデューサー」大瀧詠一氏の作品が音楽ファン必聴であるのと同じ図式です。
「罪とか罰とか」の予告編とかスタッフとかが見られる公式サイトは、
こちら。
主演の、成海 璃子(なるみ りこ) さんは、携帯のCMなどでも吉永小百合さんに通じる一流女優のオーラを放っておりましたが、この映画ではコメディエンヌとしても素晴らしい味を出しております。まだ16歳とは思えぬその内面の風格から、必ずや日本を代表する女優となるであろうことが確信できます。他にも、奥菜恵さん、麻生久美子さん、犬山犬子さん、長田奈麻さん、大倉孝二さんら、ナイロン100℃の公演をはじめとするKERA作品でおなじみの役者陣が、一騎当千の「いい仕事」をしていることも付記しておきます。