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「本当に責任を感じているか」、「人命を第一義に考えているか」は、態度ですぐにわかります。 あれだけCMで「原発は安全」と連呼していた電力会社は、こんな人たちが役職についている会社だったのかと言葉も出ません。 政府も同様です。東電に対して「本音で危険性を公表すべし」ときちんと指導していれば、このような酷い会見は行われるわけがありません。 そもそも枝野官房長官の会見でさえ、「最良のシナリオと最悪のシナリオ」を国民に開示しないまま「今の時点では、直ちに健康へ影響するものではない」と繰り返すのみです。 国際原子力機関(IAEA)が高い危険度と判断を下して避難勧告範囲の拡大を促したところ、何と日本政府は「我々の判断ではもっと危険度が低い状態だと考えている」と反論しています。そして今日4月5日、日本の原子力安全委員会は、放射線量の高い地域の住民の年間被曝限度量を、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めたそうです。法で決めていた限度量を変えることで「だから安全だ」と言うなら、これまで定めていた量は何だったのでしょう。 「東京電力の会見 4月4日25時」を見ましたか。 「人命などどうでもいい、上司ににらまれないことが最重要だ」と考えている人たちが社会で役職について世の中を動かしていたのが日本という国だったのだとよくわかりました。 私のような呑気すぎた国民および世界中の人々の前に、日本という国の本質が姿を現わして愕然としています。 まさに敗戦と同規模の「これをきっかけに日本が大きく変わる出来事」に我々は立ち会っているのだと感じます。 敗戦後、白紙から出直した日本の歩みに対して、心ある識者たちが警鐘を鳴らしてきたのは「復興を遂げていくうちに、日本人の心から正しさが失われ、利潤追求をすべてに最優先する国民となってしまった」といった言葉でした。 今、東電や政府の記者会見を見て、その言葉のとおりだったことが実感として理解できます。 こうしていろんなものが見えてしまった後、これまでの日本と根本から違う「いい日本」を作っていくことだけが「生き残れた人間」(現時点ではまだ誰がこれに含まれるか不明)の責任だと感じています。東電の会見に象徴される「従来のままの日本」が営業再開するだけであれば、「犠牲者」(誰もがこれに含まれる可能性を抱えている)が浮かばれません。 東電 記者会見 2011年4月4日25時 の様子は こちら (とてつもなく急を要する事態にも関わらず、それを尋ねる質問者に対して、こんな対応です。) 上記の記者会見で東電サイドに鋭い質問を浴びせていた気骨あるフリー・ジャーナリスト氏がその会見の様子を呆れながら報告している様子 ↑2014年1月24日現在、リンク切れです。しかし原発関連の情報がいろいろ見られます。 2014年1月27日追記: 「(東電会見)東電の不誠実な姿勢にテレビ朝日の松井さん苦言」という映像も見つけました。 こちら インターネット時代でなければ、会見がこのような様子であることを世間一般が知る由もないままだったでしょう。
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| 2011-04-05 17:37
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