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Tim Knol(ティム・クノル)というオランダのミュージシャンを知っていますか? 私は数年前まで、まったく知りませんでした。 私が彼を知るまでの歩みにはちょっとした物語があります。 それは2008年の夏、私がオランダの首都アムステルダムの中心部にある大きなレコード店「FAME music」で、当時発売されたばかりの「MOJO」を買ったことから始まりました。 その号は「BEATLES' WHITE ALBUM SPECIAL ISSUE」というべき内容で、いろんなアーティストがカヴァーしたCDも付録についている号といえば、ビートルズ・ファンの方なら「ああ、あの号か」とお分りになってくれるでしょう。 そのときレジにいた若くてかっこいい男の子が、それを見て"WAO! I like the Beatles, too."と言い、意気投合しました。彼も私同様、近々リヴァプールで開催されるINTERNATIONAL BEATLE WEEKに行くこともわかり、メアドを交換しました。 リヴァプールで再会したとき、彼の父親を紹介されました。それこそがPeter Schaper氏であり、彼は何と「ビートルズのオランダ公演の記念碑を会場付近の公共用地に建立すべきだ」と市に提案し、基金を設立し、ついに実現させた人物だったのです。 彼らと一緒にリヴァプールの祭典を楽しんだ後、私はオランダに戻りました。 Peter氏とKees君のご自宅に招かれ、その記念碑およびオランダ公演会場を取材することになったからです。Peter氏は、私のためにBLOKKERのその建物(築地市場のような広い青果取引所)の中まで事前に許可を取っておいてくれたため、会場のスタッフも楽屋に使った部屋の中まですべて案内してくださり、その会場秘蔵の「会場の歴史」ドキュメンタリー(ビートルズ公演含む)まで上映してくださいました。 (そのときの写真とご報告は、こちら) 氏とはその後も家族ぐるみでお付き合いし、この数年間のうちには氏からのメールで「息子のKeesがドラマーとして活躍している」「Tim Knolというアーチストのバンドに加入して国営放送に出た」といろいろ情報をもらい、これがまたいい音楽なのでこのブログでもご紹介したことがあります。 そしてついに5月19日、私の大好きな「EXCELSIOR」というオランダのレーベルから、Tim Knol のアルバム「DAYS」がリリースされました。 (ちなみにこのレーベルは、JohanやBauerなど渋くてビートルズ的な香りもあるオランダのミュージシャンの作品もリリースしており、以前から大好きなレーベルです。Bauerのアルバムに至ってはライナーをあのMark Lewisohonが書いており、それを発見したときは思わず『よっ、ご同輩。お互い好きだねえ』と声をかけたくなりました)。 ここからが本題です。 今日5月22日は、Tim Knol and his bandはアルバム発売関係で大忙しの1日でした。 まず朝7:00~10:00からFM番組に生出演、19:30~20:30のテレビに生出演。 そして夜はインストア・ライブ。会場は、奇しくも例のレコード店「FAME music」です。幸いにもKees君が招待リストに入れてくれていたため、このインストア・ライブに立ち会わせていただくことができました。 夜の「FAME music」前に着くと、すでに多くの音楽ファンが集まっており、一旦閉まったシャッターが21:15に再び開くのを今や遅しと待っておりました。再会したPeter氏や奥さんのStellaさんに「大変な人気ですね」と言うと、氏は「彼らが聴き手と同じ目線のバンドだからだよ。ここにリムジンで乗り付けるタイプのバンドではなく、自分たちの足で来る。そういうタイプのバンドだからなおさらみんなが共感してくれているみたいだよ」と説明してくれました。サウンドは文科系男子的で実にいい感じ。ポール・マッカートニーの香りもそこかしこに嗅ぎ取ることができ、キーボード含む4人編成のバックバンドも各人各様のいいキャラクターを感じました。「気取らず在りのままの佇まい」という意味では「サンボマスター」に似た共感も抱きました。終演後にTim Knol本人に「ポールのファンでしょ? 曲によっては近年のChaos and creationの香りさえ感じたよ」と感想を述べると「最高の褒め言葉だよ。もちろんポールの大ファンさ」と答えてくれました。 この日のTV出演時の演奏は こちら 私の大好きな曲で、今回のアルバムのタイトル・チューンでもある"DAYS"は こちら 以上、日本のポール好き、ビートルズ好きにお伝えすべき情報だと判断し、ご報告する次第。 下の写真は、ベーシストJeroen君(中央)とKees君(右端)。Kees君はまだ19歳。白い肌にはニキビも見えます。普通にいるだけなのにスリムでスタイリッシュなその空気も含め、星加ルミ子氏が65年にビートルズと初会見した際のジョージの印象が思い起こされ、談笑しながら密かにそんな疑似体験も楽しませていただきました(どんだけマニアなんだよという話ですが)。
by b4-univ
| 2011-05-22 18:06
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