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(↑1984年に新宿の『コタニ・レコード』(老舗レコード店)で筆者が入手した『EACH TIME』プロモ用新聞の第2号。) 大瀧さんの「EACH TIME 30周年記念盤」が、3月21日にリリースされます。 大瀧さんはこのアルバムを出して以降、「他の歌手への楽曲提供」&「プロデューサー」期に入られたので、自身のヴォーカル・アルバムとしてはこれが永遠の「最新アルバム」であり、順にリリースされてきた「30周年記念盤プロジェクト」はこの「EACH TIME 30周年記念盤」でいよいよ完結ということになります。 昨年の急逝前に、大瀧さんが30周年記念リマスターを完成なさっていて、こうしてプロジェクトが完結することは、残されたファンにとってせめてもの出来事です。 発売から何十年経っても(「懐メロ」としてではなく)後世の人々が楽しめる「現役のポップ/ロック作品」として成立する作品を残せるものか? そして、その証明と確認は、何をもって可能とするか? これに対する大瀧さんの前人未到の一つの解こそが、20周年盤・30周年盤プロジェクトでした。 時の流れにさらしてもなおエヴァーグリーンでとてつもないクオリティを携えた作品群。それこそが大瀧さんのナイアガラ・ワールドです。 このプロジェクトは、毎回大瀧さん自らの手によって珠玉のリマスターがなされているのはもちろんのこと、あるときはデモ・ヴァージョンその他ボーナス・トラックがふんだんに蔵出しされたり、いろんな趣向が凝らされています。 今回の趣向は、なんと初公開「純カラ」(ヴォーカル無しの完全オリジナル・カラオケ)が全曲丸ごと付いてきます。 もし貴方が幸運にも「EACH TIME」というアルバム自体を今回初めて聴かれるようであれば、まずはこの「純カラ」から聴くことを強くお勧めします。 そうすれば、「このオケに一体どんなメロディがどんな歌唱で乗るのか」とまっさらな状態で想像して楽しめるでしょう。次にいよいよ大瀧さんのヴォーカル入りで全曲聴いてみてください。 その体験は、生涯にわたって記憶に残る体験となるはずです。 もし貴方が私のように、何度もこのアルバムを愛聴してきたかたであれば、この「純カラ」によって「あのヴォーカルの後ろで、こんな凝った多重コーラスや演奏をやっていたのか」という発見満載、至福の体験ができることでしょう。 ヴォーカルを聴き込んで来たかたであるほど、純カラに入っていない「大滝さんのヴォーカル」が自動的に脳内で再生され、演奏との精緻なアンサンブルを堪能できるはずです。 純カラに乗せて貴方が歌ってみる、という試みも重要です。そうすれば「ヴォーカリスト大滝詠一」がいかにうまいかが体感でき、圧倒されること請け合いです。 私は敢えて断言します、大瀧さんの歌唱のレベルは「美空ひばり級のうまさ」であったと。 にもかかわらず大瀧さんには「歌手としてどんどんTV出演やライヴをやっていきたい」という気はまったくなく、その時代ごとの御自分の興味のおもむくまま、森羅万象の研究と実践を楽しむ人生を送られました。 …そんなことまであらためて概括できる仕組みになっている仕組みになっているのが、この「EACH TIME 30周年記念盤」です。
もし私なりにライナーノーツを書かせていただくとしたら、おそらく上記のような内容になるのかもしれません。 「EACH TIME 30周年記念盤」の説明は、ソニー公式サイト
by B4-univ
| 2014-03-08 11:11
| 大瀧詠一氏・ナイアガラ
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