レコード・コレクターズ2016年11月号がそろそろ全国の書店に並び始めます。拙連載「ビートルズ来日学」では、いよいよ「ビートルズは日本製メガネを来日前から買っていた」という重要な新事実を発表します。
ロジャー・マッギンがかけていたのも、同じ神田眼鏡店(現・カンダオプティカル)のメガネなのか、それについての回答も出します。
ちなみにこの号のメイン特集は「デッカ時代のローリング・ストーンズ」。
ビートルズを落としたデッカに、ビートルズはわざわざ「ストーンズと契約すべき」とプッシュしています。
ビートルズは良きライバルが欲しくて、ストーンズのメジャー・デビューに力を貸しているのです。
デビュー後も、ストーンズの最初のナンバーワン・ヒットとなるのは、レノン&マッカートニーが書いてプレゼントした「彼氏になりたい」でした。
2つのバンドは、ティーンのお小遣いを食い合わないように、シングルの発売日を御互いに相談してずらしていたほどです。
そんなデッカ時代のストーンズ、把握しておくのも悪くないでしょう。
その他の記事は、ざっと以下のとおりです。□ ジミ・ヘンドリクス~バンド・オブ・ジプシーズ□ マーク・ボラン~ティラノサウルス・レックス□ イアン・ハンター□ ジミー・サクライ(レッド・ツェッパゲイン)□ プリンス□ サザン・ソウル・ディープ・コレクション□ TKレコーズ□ フランシス・レイ□ はちみつぱい(鈴木慶一)□ 難波弘之□ フィッシュマンズ□ フレディ・マーキュリー~クイーン□ ブルース・スプリングスティーン□ ドリー・パートン/エミルー・ハリス/リンダ・ロンシュタット
この広く深いラインナップを見ても、我が国の音楽リスナー偏差値の高さが伝わってきます。
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